科学者の転職記

会社員と研究者と責任

社会人として、いちサラリーマンとして人生を歩み始めてもう間もなく二ヶ月だ。色々とカルチャーショックを受けながら適応しつつあると思うけれど、チームワークというのにはやはりまだ馴染めきれていない。会社はチームワークで一つの目標、すなわちお金儲けを目指すのだが、その中では妥協が必要になってくる。それは致し方ないとしても、その際に責任逃れができてしまうのがよろしくない。幸いなことに、私の会社は非常に小さいく個人の責任で負う仕事が多いのでまだましな方なんだろうと思う。しかし、これが大きな会社になると深刻な問題になるのではないだろうか?上司との摩擦を嫌えば、「言うとおりにやっとけば良い、自分が責任を負うわけでもないんだから」と全てを適当に済ませようとするのは当然のことである。私の友人がコンサルタントか何かをやっていて、「自動車会社のような大きな会社でも中は言うほどまとまっているわけではない」と言うのも今になってようやく理解できる。

それに対して、研究者は基本的に個人がそれぞれのプロジェクトを背負い、ある事象の機構解明を目指すわけだ(もちろんチームプレーな分野もあるだろうけれど)。当然神経を使う仕事が多くなるわけで、チームで取り組めれればなあ、よくそんなことを思ったものだ。しかし、会社勤めになってこのように色々と見えてくると、科学者はやはり個人で研究を遂行すべきなんやろうね、と思う。逆に考えれば、サラリーマンも責任の度合いを高めれば仕事の濃度も濃くなるのかな、とも思う。それが苦痛になる人もいるだろうから、要するに適材適所という事かな?

うん、疲れてる。書きたいことがまとまらん。

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