科学者の転職記

入社面談3日目(入社希望の会社社長と話した)

面談最終日となった。いよいよ社長との面談だ。とは言え、話すのも既に何度目か。先だって会社説明会の時も小一時間話したし、その前にも話している。と言うよりも、昨年10月半ばに社長が沖縄に来た時に話してそれで会社を知ったのだから、俺にとっては実は気概なく話しやすい人なのである。

 というわけで、色々と話した。本当に色々と話した。その中で、俺はアピールが足りないことを認識させられた。何と、皆は俺が本心で入社したいと思っていないという…。ダメじゃん…。なるほど、初日の面談の対応はそういうこともあったんやね。確かに、「会社説明会の態度を見て、入社したいと来るとは思っていませんでした」とは言われた。俺の態度ねぇ、考えれば考えるほどに、俺の入社が遠ざかっていく。ま、ともあれ社長には俺の心意気やらどうして入社に至ったかなどを話して理解してもらえたので、良しとすべきか。

 問題となったのは、どうやって稼ぐか。当然社員一人分の稼ぎを出さなけりゃならない。のだが、俺はやはりどこでもつぶしがきかんというのだ。ま、ともあれこれも社長とたくさん話して何とかなりそうになった。

 俺の身分は今後さらに役員会議やらで協議されるんだそうだ。社長とは1時間の約束だったが、結局4時間ほど話し込んだ。色々と当日の予定をキャンセルしてもらって、俺にとっては非常に実りある4時間であった、感謝である。これからのことはまだ分からないが、社長とは一緒にやっていきましょう、となった。

 入社が決まれば、5月採用なので4月はバイトからスタート。5月から研修として採用となり、と続く。当然給料が低いので家族を東京に連れてはいけない。子供3人を妻の実家に残して、東京に出稼ぎなのである(稼げるのか?)。しかし、新たな夢、目標に向かっての、新たな人生の船出だ。息子たちも俺の小さく丸まった背中から、必ずや何かしら学ぶことだろう。しばしの辛抱である。

2 thoughts on “入社面談3日目(入社希望の会社社長と話した)

  1. 野田 剛

    なるほどね、やはりコミュニケーション能力がいかに重要かということやね。
    そういう意味ではしっかりと話ができて誤解も解けたわけだ。

  2. Kazuo

    とりあえずね。社長には長時間時間を割いてもらって、感謝やね、ほんま。もし予定通りの一時間で終わってたら、お互いに色々と誤解を抱いたままになってたからね。

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