科学者の転職記

宮古島出張-二日目(1):ツアー全てキャンセル!

  宮古島二日目の今日は、池間島で午前中をクリアカヤック、そして午後に釣りをしてそれを夕食との予定だった。がしかし、駐車場で車を降りるとおじさんが出てきて、「今日は波が高いからダメだね」とのこと。そのまま引き返すのも何だし、とにかく施設の説明をして貰う。バリアフリーにしてあったり、船は双艇を造って浅いリーフ内でも安定して乗り降りできるなど。その後、ビーチを見下ろす小高い丘の上に作られたカフェに移動して、それから夕方まで続くユンタクが始まったのである。

ホームページやパンフレット(ここをクリック)を見ると、マリンレジャー、マリンショップという文字が並び、いかにも本土出身者がやってる若者向けレジャーショップというイメージだが、登場したおじさんは池間生まれ池間育ちの、さらに見た目も話し方も純な島人だった。で、おじさんが目指す物もマリンレジャーからは大きくかき離れていて、家族がゆっくりと過ごせる場所にしたい、とのことで。オープンが昨年4月、色々とアイデアが湧いてきているそうだ。で、そこで話し込んでしまった。どうも売り方が違うような、という話から、プレミアツアーの可能性まで、幅広く議論。クリアカヤックで私が目指したのは色々なサンゴを観ること。そのためにどうして欲しいかということを伝えた。これができあがれば、ただ見てきれいというクリアカヤックが、少し深みを増すだろうと思う。などと昼食やコーヒーをごちそうして貰いながら、体験したこともないクリアカヤックの売り込み方を話していた。

伊良干瀬は、別にレジャーが無くても楽しめる入り江だと思う。浜を歩いていくと沿岸の岩に穴が開いていて、潮が引いているとそこを通り抜けて隣の浜に行ける。浜は美しく、何よりもゴミの漂着がない。その代わりにできたばかりで純白のサンゴ片がたくさん落ちている。人の少ないこの季節は、ウィンドブレーカー一枚でプライベートの入り江を独り占めできる。おすすめ。次は子供を連れて行こうと計画を立て始めた。

ikema

カフェからビーチを望む。狭くしか写っていないが、ビーチは結構広く家族何組かが遊ぶのに十分である。

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