行ってきました!三線屋のオジィが週二回開いている“無料”三線教室。オジィと気軽に言うているけれど、師範だからねぇ。生まれて初めての三線教室、しかも師範が教えてくれるという本物。地元の人が通って資格取りを目指したり、単純に三線を楽しんだりしているそうで。昨日工房を訪れた際にぜひ、と誘われたのでお言葉に甘えた次第。
「三線は音が大切なんだね、だから無駄な物は付けない」などと気軽に話すのでついついオジィと言ってしまうが、生徒の皆さんは先生、と呼ぶので少々恐縮してしまった。参加者はおじさんおばさん達6-7名で、それにバスガイドのお姉さんが二人飛び入り参加していた。小学生が最初いたが(オジイの孫達)、迎えが来て20分程で帰宅。その際に一人の子がオジィに工工四を一冊借りていったので皆から感心されていた。三線を一本借りて「何から始めようか」と先生。で、お馴染みの「花」を皆で合奏。自分は和の中心にいたので周りから唄を浴びて実に良い気分だ。それから安里屋ユンタ。ここまでは入門編。それからは宮古民謡になって知らない曲が並び始めた。で、途中でオジィが「はい、5分休憩!」と言うとしばしの歓談に入る。お茶菓子がまわってくる。象牙の爪の話になる、良いというので試してみたが、音の違いが分からない…。
そういう感じで20時から22時まで、民謡を唄っていた。私は相変わらず和の中心で周りから押し寄せる唄の波に身をゆだねていた。これは初心者でも宮古民謡を体験するという意味で良いと思った。