とある子ども会が青少年の家を野外炊飯で利用したのだが、皆が非常に熱心だった。大人は子供をきちんと見守って下手な口出しはしないし、上級生は下級生を指導する。何とも美しい関係だった。そこの会長と話したんだが、地域内の人間関係は子供の生育に重要であり、長年皆で積極的に取り組んできているとのこと。
ただ、どうも政治はこういう野外活動をサポートしない、と言う。お願いしても金が降りてこないのだそうだ。年に10万円もいかないそうで、これだけでは色々と企画したくても何も進められない。仕方なく自己負担が増えて、参加者が減ってしまうという状況なのだそうで。お金の流れや他の関係などの全体像が見えていないので彼の話がどれほど妥当なものか議論する余地もないのだが、それでも補助金だとかで各市町村は大量にお金をもらっているわけで、それにも関わらず青少年の育成に関係する所へのお金が増えていないというのであれば、それはどういうわけなんだろう、そう思った。
行政は各地区をどういう形にしたいのか?そういうソフト面での目標がその地区の“人の豊かさ”を左右すると思うのである。
子ども会:運営
- マルチな人間ですかぁ 〜科学者と一般職
- 台風の片付け…