参加したのは西表島西部にある沖縄最大の河、浦内川の観光。正直言って、西表島には何度か来ているけれど観光ツアーなんて参加したことはなく、基本的にテント泊まりという島にお金を全く落とさない嫌な観光客だったわけだ。それが初めて参加するツアーは、浦内観光さんによる炭鉱跡ツアー(2019年現在開催していない模様)である。と言いながら、実は余り興味がなかった。
ところが、である。実際に参加してみてツアーに対する考え方を改めないといけないと思った。ツアーと言うと、引き連れられて興味の有無に関わらず色々と見せつけられるイメージだったのだが、今回案内してくれた伊波さんは、「自分は専門家でないので」と謙遜しつつも、色々な植物や生き物を案内してくれたのである。生き物の案内なら、私の友人のほうがはるかによく知っていたろう、しかし、伊波さんの話が楽しいのは、すべてが彼の実生活と密接に関わっていたからである。ヒカゲヘゴを食べる話、マングローブ林の木を建築材に使う話、子供の時はナタを持って遊んでいた話など。
浦内川だが、連日の大雨で茶色く濁っていた。
少し変わったものを一つ。ハンミョウだ。だが、よく見るとハエかハチのような虫にまとわりつかれているのが分かる。何だろう、これ?
おなじみのキノボリトカゲ
最後はでかいシダ植物