島尻マングローブ林に行ってみた。これも全く期待していなかったんだが、大きく裏切られ、非常に楽しい場所だった。駐車場は広いし、トイレもある。マングローブの中を遊歩道が続いていくのだが結構長い。じっくり見て歩けば30分なんてすぐにたってしまうだろう。がしかし、いかんせん説明がない。説明がないので知らない人には何がどうすごいのか検討もつかないだろう。私は西表のツアーに参加して散々マングローブ林の話を聞いてきたので、例えば地面に開いている穴はカニの巣で、それが山盛りになっているのはシャコの巣だ、と分かる。しかし、知らなければ地面なんて見ることはないだろう。また、例えば棒を一本立てておいて干潮と満潮の潮位を示しておけば、それだけでもマングローブ林が躍動に満ちたエリアであることが容易に想像できると思うのである。どうして説明がないんだろう?どうして入り口にパンフレットを置くくらいしないんだろう。自然を切り開いて観光地を作り、それを有効活用しないのはまさしく自然破壊だと思うんだが。
宮古島出張-三日目(2):島尻マングローブ林
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