科学者の転職記

宿直というもの

 「宿直」というものを聞いたことはあったが、実際にするのは初めてである。宿直というのは、夜間のリクエストや問題点に対応するために職員が青少年の家に泊まる、そういう業務である。今回は、先輩職員に教えてもらうために二人で宿直となった。
 ボイラーの電源を入れ、施設の電気をつけ、食堂の飯を食い、ボイラーの電源を落として、消灯のアナウンスを流して消灯する。問題がなければそう難しい仕事ではない。ただ、深夜に叩き起こされることがある。病人が発生したり、水漏れが起こったり、など。今回は取り立てて大した問題もなく就寝に至った。
 翌朝は6時半に起床のアナウンスを流さないといけない。で、それで基本的にやることは終了なんだが、そこから利用者のサポート業務が出ることが多いそうだ。退所する団体が掃除するための場所確認に来たり、ゴミ袋の補充を頼みに来たり。朝食ものんびりと食えない。中々大変である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

To create code blocks or other preformatted text, indent by four spaces:

    This will be displayed in a monospaced font. The first four 
    spaces will be stripped off, but all other whitespace
    will be preserved.
    
    Markdown is turned off in code blocks:
     [This is not a link](http://example.com)

To create not a block, but an inline code span, use backticks:

Here is some inline `code`.

For more help see http://daringfireball.net/projects/markdown/syntax