子ども会も千差万別である。まじめに利用する団体もあれば、明らかに仕方なく来ている団体もある。そういう団体は大人主体の“子ども会”で、同じ野外炊飯でも子供は蚊帳の外に置かれていれたりする。青少年の家で色々な団体を見て実感するのは、引率者の考え方で子供達の顔つきが違うということ。参加しなかったミーティングで勝手に決められたイベントのために、せっかくの休みの日をつぶして下らない場所でやりたくもない野外炊さんを、しかも子供を連れてやらなければならない、そういうのは態度に表れる。説明をしていても聞いておらず言ったことを守らない、やらないのなら良いのだが、勝手にあり得ないことをして平然としている。まあそうした愚行はここではどうでも良い。問題は連れられた子供達だ。メインの野外炊さんでは完全に邪魔者扱い。暇になって遊び始め、とは言え道具もないから薪をもって走り回り出す、親が怒鳴り散らす…
我々は、できる限り子供達に作業に加わらせるよう努力するのであるが、いかんせん親のモチベーションや目的が元から違っているのでどうも噛み合わなかったりする。とは言え、関心が無いにも関わらずこういう場所に来ている訳だから、その機会を潰さないように我々としても注意深く対応するのである。
子ども会:親
- 教育者達
- 担当のファミリーキャンプを開催